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my world.
「あなた」と「私」の間にある距離は、一体どれぐらいなのだろう。
肩と肩がぶつかるほど近くまであなたが近いのに、
私はあなたのことを知らずに、流れのままにすれ違う。

自分は、田舎の風景が大好きだ。
時間を忘れるほどまでに、人はゆったりとし、その場の雰囲気までもが止まって感じる。
そこにただいるだけで、心と身体は、それに応じるように静まってゆく。

でも・・・「人ゴミ」と言われる都会も大好きだ。
せわしないほどに人が速く、地面が見えないほどまでにうごめく。
車のクラクション、まばゆいネオンの光の束、人の声が重なり、そこかしこにこだまする。

無意味に、人ゴミを見たくなる。
無意味に、雑音を聞きたくなる。
無意味に、光の束を見たくなる。

そこには、一人一人の世界が広がっている。

「人間」という、リアルで、生々しいモノを自分が失いかけた時、
自分はわざと人ゴミの中へ、気持ちをダイブさせる。
重くて身動きとれないほどにまで、固まってしまったわだかまりが、人の流れに解けてゆく。

また一つ新しい街を見つけるために、今日もまた出かけてみよう。
そこにはまだ見ぬ街の表情、流れゆく人の動き、自分を照らしてくれる光が待っている。
あなたとすれ違っても、一緒に動いていることを感じるために。

100110 | my world. | comments (2)

Comments

無数の人がいてそれぞれの人生がある。そして、それを知ることはできないという事実に気がつくと、とても不思議な気分になる。

何年も前から知っているのに、あなたと町ですれ違っても決して気がつかないということもまた不思議。

僕はただ、あなたの写真を通してあなたの心に映ったも本の一瞬を共有できるのみ。

しかし、それは、ある意味、物理的な近さや言葉を超えた接触かもしれないとも思う。
稲田 | 100116 Sat 02:12
>稲田さん

一生のうちに知り合える人はどれぐらなのかな。
これだけたくさんの人が、それぞれの思いの中で、
感じる時間の流れと、その重み。

たとえすれ違いのままであっても、
あなたとわたしは確かにここにいる。
その繋がりは、距離も時間も関係なく。

過去の思い出、未来の希望、今の現実。

それらをいつの日か、少しでも共有できることを、
いつも心に留めながら、今日も街を歩いています。
まだ見知らぬあなたと出会えることを夢見て。
re : master. | 100117 Sun 20:17









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